染司よしおかさんと慈照寺

朝焼けの頃、家を出る

始発に乗り相生で乗り換えて大阪に出る

大阪からは阪急に乗り京都河原町で下車

四条大橋を渡り少し歩き祇園町南側の

染司よしおかさんへ

現在京都店は改装の為、20年 2月迄は

こちらの仮の店舗での営業となる

 

店内は広くはないがそれでも

様々な染めの色の作品が並べられており

とてもきれいだ

赤 黄 青 紺 緑 鶯 桃 紫 茶 灰 水色などなど

これらすべての色が植物から染められる色

植物染、一般には草木染めといえば

やさしいやあたたかみのある色合い、色味と言われる

私も体験や家で数回だが染めてみたことがあるので

確かにその通りだと思う

ただここ、よしおかさんで

これだけ豊富な植物染の色の作品を一度に

目にして手に取るとそれだけとは思えない

嘗ての貴人達が身に付けていた頃の品位や

少しだけ、ではあるのだが

どこか神々の穏かなる神々しさの様なものさえ感じる

 

五代目の書かれた書籍  「 日本の色の十二ヵ月 」  と

文香を頂く

3500円程

 

よしおかさんを出て今度は京阪で出町柳

30分程の道程をのんびりと歩き慈照寺

正直、来ようか来まいか迷ったのだが、来て良かった !

陽射しの変化と共に刻々と移ろい変化していく

庭や建物の眺め

多くの観光客でざわついている筈なのに

閑けさの中にいる様な感覚

観音殿銀閣の周囲の樹木、自然と調和しつつも

程好く少しの存在感を残す様

そして、洗月泉

滝の石組み、周囲の石等の位置配置

落ちる水の具合・・・凄い ! ! !

作庭は善阿弥と相阿弥との伝

 

2時間程拝観し参堂の土産物屋を眺めつつ駅へと戻る

東福寺で JR に乗り換え梅小路京都西にて下車し

少し歩いてある作家さんのところへ伺う

伺ったのだがお留守のよう、残念

看板は出てはいたけれど

お電話一つ差し上げず、の訪問やから

まあしゃんめえ

駅まで戻り、梅小路公園の手作り市を冷やかす

龍善窯さんの器がよかったです

 

京都駅で土産物を漁った後

近くのラーメン屋さんへ行ってみるも

既に行列

個人的にラーメンに行列はないのでさっさか諦める

明日は奈良なので奈良まで移動しておこうかとも考えたが

今夜は京都のマンガ喫茶にて一夜を過ごすことにする

  

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