三陸大王杉

5時過ぎ、快活クラブさんを出る

もちろん今日も余り寝ていない

今旅の今後の予定立てに勤しむ始末

まあ寝ていないっつっても

電車でしこたま寝てはいるのだけれど  笑

 

盛岡駅でまず、昨日知った

いわてホリデーパスを購入

2500円也

( 指定席券売機で購入可

   使用日は購入時に指定で当日O.K. )

 

6時発 花巻経由釜石行きに乗車 & 爆睡

9時前 釜石駅到着。駅舎内のお店でホタテ蕎麦を頂く

     身体が温まりますなあ

 

三陸鉄道にて 10時前 三陸着 & 下車

駅舎を出て、見通しの利くところに立つと

ど根性ポプラが見える

ということは、その少し向こう辺りに

本日の三陸に伺った目的の、三陸大王杉が !

( 帰る時に気が付いたのだけど

   駅のホームからどちらも見ることが出来ます )

 

新たに作られた防潮堤を眺めながら

ど根性ポプラの傍に

暫し眺めてど根性ポプラの写真を撮る

そのまま歩いて道路に出て、その道路を渡る

モニュメントの横を通り、少し傾斜のきつい階段を上ると

愛嬌のある狛犬に迎えられる

八幡様にお参りを済ませてから

八幡様の左手奥の三陸大王杉に

 

・・・・

美しい

・・・・

ただただ、美しい木

・・・・

美しく大きな木が目の前にあり目に映るばかりだ

閑かにとか、穏やかにという言葉を

使えなくもないのだが、だけれども

正直にいえばそんな言葉などでは

何かがまったく物足りない

ただただ美しい

その美しさをただじっと眺める

感じる

 

途中地元の方がお参りに来られ

少しお話を伺う

先程渡った道路の辺りまで津波が押し寄せて来た

というより、元々今よりも低い場所にあった道路を

津波が来た高さに合わせて、高い場所に移設した

のだそうだ

また当初はその移設された道路と新たに作られた防潮堤に

囲まれた区域を埋め立てる予定だったのだが

予算の関係で埋め立てないでおくことになり

他の復興計画同様に、最初に言っていたものと

大分に変わってきた、と仰られ

不満とも不安とも言えぬ雰囲気でした

 

また、震災復興の話からは離れるのですが

この方は山野忠彦さんにお会いになられたそうで

( 樹医の山野忠彦さんがこの三陸大王杉の治療をされた

   この大王杉の樹齢は伝承で 1500年程と伝えられて

   いたのだが山野さんが樹齢 7500年程と言われ

   三陸大王杉と命名された )

ええおじいちゃんじゃった、と言っておられました

で、その当時、この方不図思い

山野さんに質問をされたのだそうです

その質問は

「 杉の木に、寿命というものがあるのかどうか  ?

     またあるのであれば、それはどのくらいのものなのですか ? 」

といった様な内容の質問で

その質問に対して山野さんは

「 寿命というものはありません。周りの環境が良くて

     生命力があれば、ずっと成長をし続けます 」

といった内容の返事をされたそうです

 

この三陸大王杉の美しさは

その強い生命力と

樹医 山野忠彦さんの治療の確かさ

 

40分程大王杉を眺める

時間があればもう少し傍で眺めていたい

名残を惜しみつつ駅に戻る

 

電車を待つ間、駅の方が干し柿を 3つ下さる

ころん、と小さめの干し柿

後で頂いたがおいしかったです

駅で売っていた地元で作った

梅ジャム、原料は梅と砂糖のみ ( 420円 ) を購入

 

釜石で再び JRに乗り換え花巻で下車

新鉛温泉行きのバスに 25分程揺られて

大沢温泉

バス停から歩いて5,60mの自炊部で入泉料を払う

まずは豊沢の湯

やさしくっていいお湯

その後 10分程だけだが、折角なので大沢の湯にも

入らせてもらう

う~~ん、満足です

売店を冷やかした後、バスの時間迄

休憩室で過ごさせて頂く

建屋にも歴史と風情があり

いい温泉です

 

年末でバスの本数や時間が変わっていたので

予定より 30分早いバスに乗る

といいますか、来た時のバスを降りた時に

念の為、と帰りのバスをチェックしていなければ

本日の帰りの最終バスに乗れないところでした

危ない

 

花巻駅に戻り一ノ関、小牛田と乗り継ぎ

陸羽東線

古川で下車

今宵も快活クラブさん泊

 

 

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