張りと力みのみの感覚

昼休憩の折

いつもの様に車中でシートを倒し

腕を閉じた目の上に置いて

横になっていた

不図、下肢が透明になった様に感じられた

勿論、目は閉じているので

実際に透明に見えたとかいう訳ではない

頭の中で脚が透明になった感覚が

立ち上って来てそれが次第次第に

他の部分にも広がって行った

感覚を注意深く見守っていると

透明になったと感じられる部分は

張りや力みのみが強く感じられる

というか寧ろ

張りと力みのみしか感じていない

それから、普段は実際の身体とずれている

自分の身体に対する身体イメージを

より正確に感じることが出来た

白隠禅師の軟酥の法の様な感じかな

ここ数日、仙骨を意識する様になったのが

理由だろうかな