何の為に脱力をするのかによって
脱力の中身は全く違ったものになって来る
唯単に筋肉を緩めてリラックスしたい
ということであれば
唯単に脱力をしてしまっても構わない
実際に脱力が出来るか如何かは別としてだが
まあ多少なりとも筋肉が弛めば
ある程度のリラックスは可能だろう
これが骨格という構造の通りに立つ為
ということになると、また話が変わって来る
例えば、膝
骨格の構造の通りに脛骨で立てれば
膝周りに余計な力み、緊張は生まれない
その結果として膝は脱力をした状態になっている
これは脱力をしたから
骨格という構造の通りに立てた
ということではなく
骨格という構造の通りに立っているから
膝が脱力をした状態になっている、と
見るべき事だ
要するにこの場合の脱力とは
手段方法、目的ではなく
ある状態の結果として脱力している
脱力状態になっている、ということだ
そこを勘違いしたままだと
骨格の構造の通りに立つ、ということは
難しいと思う