厚労省イレッサの副作用に関する裁判の和解問題で

副作用に関してあまり細かくは把握していない

細かく把握すれば、薬の認可に時間が掛かり

今後の新薬の認可にも影響が出てしまう

旨の発表

まあ国民も新薬の認可のスピードアップを求めていたから

国民の側にも責任が無いとは言えないけど

本末転倒過ぎ


副作用の危険度を把握していないなら

態々国が認可する意味が無い

何の為に国が認可するようにしているのか

薬業界が行き過ぎた利益追求の競争に陥り

安全性がなおざりにされ

国民が薬害の危険にさらされないようにする為ではないのか


今回のイレッサの副作用には間質性肺炎

=死に至る可能性のある肺炎のおそれがある

副作用の危険度を正しく説明してもらわないで

インフォームドコンセントなんか成り立つわけがない

そんなことで薬の安全性が担保されるわけがない


確かに病気で一刻も早い認可を待ち侘びている人もいる

でもその人々の弱い立場を隠れ蓑にして

役人が自分勝手な言い逃れをしたり

薬業界の利益追求に偏った姿勢が赦されるものではないと思う


大体薬は基本的に症状を抑えるもので

根本治療をするものは少ないはずなんだけどね