フィールド オブ クラフト 倉敷 2018 に行ってきました

6時過ぎに起床

7時半に家を出る

途中渋滞にとっ捕まってしまい

芸文館の地下駐車場に車を停めたのは 9時過ぎ

即会場に突

 

開場前の準備に忙しくされている作家さんの邪魔をしつつ

( すみません )

事前にチェックをしていた作家さんや

良さ気な作家さんの作品を拝見して廻る

そんな中で木工の安藤由紀さんの桜のカップがとても良かったので

よし、是非頂戴しよう ! と決める

・・・決めたのだが、値札のシールを見ると

値段と共に ‘ 見本 ’ の文字が書いてある

???

非売品なら値段は書かないよね ? どっちだろう ?

と、開店準備でお忙しそうにされている安藤さんに伺ってみると

このカップの桜の木がもうないので、こちらは非売品になります

とのこと

 

これが一番好え・・・ orz

 

桜の美しい赤味、木の良さを邪魔せず生かした装飾の出来工合

もちろん安藤さんの他の作品も良いのだけれど

この桜のカップが個人的に好過ぎて

この子以外は眼中に入らない・・・

と、いう訳で開店準備にお忙しい中長々と邪魔をしておいて

何も頂かずに退散

すみませんでした

 

ちょっと打ち拉がれたまま、引き続き見て廻る

と、田鶴濱守人さんのお茶碗が、好い !!

ぐい呑みも好い !!

3年前の FOC でも先生の落ち葉釉のぐい呑みを頂いており

迷わずに頂戴することに

お茶碗、ぐい呑み共に 〝 近くの土 〟

先生は渥美古窯の近いところで作られているそうなので

近くの土、というのはもしかしたら遥か昔に

山茶碗が焼かれた土と同じかもしれない、近くの土、です

お茶碗の方はその近くの土、の原土に刷毛目、灰釉を施し

刷毛目の白と地の明るいグレーがお抹茶の緑ととても合いそうです

形も良く見込みには貝目跡も

ぐい呑みは素地が近くの土、にこれまた

近くの山で取れた泥漿を刷毛で塗りウバメガシの灰釉を施したもの

美しい深く黒味を帯びた緑

このぐい呑みの深く黒味を帯びた緑、三年前に頂いた落ち葉釉の朽ち葉色

不図、織部の頃に焼かれた織部や黄瀬戸などは

既にこういった原形があったのではないのかな、などと

妄想してしまう程の美しさと得も言われぬ魅力があります

( 勿論、釉薬が最初に施されたのは渥美ではなく瀬戸とのことですが )

 

抹茶碗とぐい呑みの両方で 8000円

田鶴濱先生と奥様、ありがとうございました

 

引き続き見て廻る、前に慌てて銀行へ  笑

元々今日は休日出勤の予定だったので

FOCにお邪魔する準備が出来ておらず、といった次第

折角なので美観地区をカメラ片手に

 

再び会場に戻り拝見

黒っぽい漆器の作品が目に留まる

近年では色使いや装飾的なものがないと

中々に人目を引くのが難しく、安易に、といっては失礼なのだが

中にはそういう方も居られるのに

黒一色、というのが逆に気を惹き手に取ってみる

そして、作品に日の光が当たったときの美しさに吃驚する

ただ単に作品が日陰にあった為に黒っぽく見えていただけで

美しい赤味の強い茶色の姿が浮かび上がる

猪狩史幸さんの作品で岩手から来られたのだそうで

木地は木地師さんにお願いするものの

夏は御自身で漆を掻き、冬に御自身で塗られるのだそうです

木の良さが隠れてしまわない様に塗りは四、五回にされておられるとの事で

漆の赤味の強い茶色と木の表情の相俟った姿が陽に透けて浮かぶ姿は

思わず溜息が出てしまう程

カップを一つ頂戴しました

6500円です

猪狩さんありがとうございました

 

その後ワークショップ会場の方に  

眞鍋芳生さんの張り子や土人形に絵付けをするもの

みんなで楽しく絵付体験の張り子面小の狐面を

1200円

取り合えず、スマホで狐面をググする  笑ー

相も変わらずの泥縄システム

まあ、こういったものは楽しんだもの勝ちなので

あまり細かく気にせず、好きなように

好きなようにし過ぎて、若干収拾がつかなくなってしまいましたが  笑

出来の方は、精進したいと思います  笑

 

お昼に会場を離れ天満屋の方まで行き

午後からワークショップのあめいろのうつわ ( 山本薫さん ) を

させて頂こうと思ったら、満席

暫し考えて諦める

 

FOC の会場を後にして、児島へ

甘月堂さんにてフルーツ大福のキウイ、あまなつ、マンゴーを購入

おいしかったです

 

その後のむびりと帰宅

少し財布が痛がっていますが

楽しい一日でした

 

 

f:id:hirunesai:20180514113917j:plain