26日の参議院本会議ではアスベストによる健康被害で死亡した人の遺族が
給付金などを請求できる期限が来年3月に迫っている為
その期限を10年間延長することなどを盛り込んだ
こういった流れの中で
原告側の逆転敗訴
三浦潤裁判長(今月4日で定年退官のため田中澄夫裁判長が代読)は
戦後の復興期や高度経済成長期だったとはいえ、石綿の健康被害について
長期的、将来的に十分な危機管理をしていなかった
と、国の対応の問題について言及しながらも
健康被害が発生した場合でも規制権限の不行使は直ちに違法にならない
という理由から、国の責任を否定した
また三浦氏は
石綿の使用禁止が海外諸国と比べ特に遅いとは言えず、違法とも言えない
とも判断を下した
規制権限の不行使は直ちに違法ではない、のかもしらんけど
国や企業に個人の命まで蔑ろにする権利を認める為のものではないし
諸外国と比べて使用禁止は明らかに、というより
あからさまに遅かっただろう