先月28日に伊勢崎満先生がお亡くなりになられた

昨日までまったく存じ上げませんでした


伊勢崎満先生といえば備前でも重鎮の中の御重鎮

オイラなんかからは雲の上の人のような存在の方です

勿論、ご縁のごの字もあろうはずがありませんでした

それでもたった一度ですがお声を掛けて頂いたことがあります

それはまだ焼き物にはまりたての頃、ふらっと備前に寄り

陶魚庵にお邪魔させて頂いた時でした

もの静かで少し控え目な先生なんだなという印象をお受けしました


弟の淳先生と備前で窖窯を最初に復活、焼成に成功され

また多くの作家を育ててこられました

先生の御活躍が無ければ

現在のような窖窯、登り窯による

焼けのヴァリエーションの多彩さを備前焼で楽しめる

ということは、もう少し後のことになっていたかもしれません


謹んで御冥福をお祈り致します