「 リーチ ! 」
牌を横向きにして、1000点棒を置く
まあ麻雀の話なのですが
手役の一つである
他に手役がなくて和了れない時にはありがたい役ではあるが
ただ、他の手役とは少し変わっていて
面前で、且つリーチを ‘ 掛けなければ ’ 手役とはならない、のと
リーチ宣言後は手牌の変更は一切出来なくなってしまう
つまり和了牌を自模る若しくは他家が当たり牌を切るまでは
引いてきた牌を自模切りし続けねばならない
このリーチ、というもの実は玄人 ( バイニン ) がせっせと広めた
という話を聞いたことがある
玄人達が目を付けたのは、リーチ者が和了れなければ
牌を自模切りし続けねばならない、という点
自分が聴牌した状態で、リーチ者に自分の当たり牌を掴ませれば
それがリーチ者の和了牌でない限り、自模切ってくれる
つまり、自分に振り込まさせることが出来る、という点である
これがまだリーチが普及していない頃なら、当たり牌を掴ませたとしても
ひょっとしたら、危ないな、と手牌に入れてしまい
そのまま振り込んでくれなくなる可能性も高くなってしまうのだが
リーチさえ掛けてくれれば、相手に振り込まさせることが
ぐっと見易くなる、のである
クラウドのことをチラッと考えた時に、この話を思い出した
勿論、容易ではないのだろうが、お宝の山
かつての個々の PCにデータを保存していたときの、お宝の山、よりも
遥か遥かに巨大な海底大山脈の如き、クラウドという名のお宝の山、が
目の前にあり、ハッキングさえ出来ればこの膨大なお宝が
集め放題なのである