11時過ぎ頃
和気のギャラリー栂さんへ
今日から始まる
けらもすのリレー展
その一番手、澁田寿昭先生の
❝ Seed ❞ に伺いました
蕎麦栂の奥のエリアの
ギャラリースペースへ
澁田先生、ギャラリーの方に挨拶を済ませ
拝見
澁田先生とお会いするのは4年弱振り
全体を見て廻る
かなり幅の広い作品
先生曰く
こちらのギャラリーさんでの展示は初めてなので
幅広い展示を考えられた、とのこと
海音シリーズを始めとする花器や
今回の展示のタイトルとなっている
Seed は特に焼けのよい感じのもの
佇まい、形のよいものが多かったです
Seed についてオブジェ的なものですか ?
と伺うと少し間を置かれて、そうですね
とのお返事
そちら方面はオイラが相変わらずの不案内なので
オブジェ〝 的 〟などという
曖昧で大雑把な質問になってしまうのですが
先生的には作家としてもっと深く
取り組まれておられるので
詳しい方、お好きな方は伺えば
色々とお話下さると思います
嘗て K 先生、澁田先生のお二方を評され
静の K 、動の澁田
と、評された方が居られたそうですが
その 動 は Seed の中にも
穏やかで静かな存在感の光を発する
Seed という作品はその周囲の空間を
懐かしく穏やかな空間に変えてくれると思います
未来という動を秘め
ここ数年は窖窯だけでなく
必要であればガスや電気も駆使し
二度焼き、三度焼きと手間を惜しまぬ
その土台は、変わらぬ作家としての拘り
黒備前の片口を頂く
窖窯で三度焼成さたもの
様々な 黒 の質感
滴り流る黒と黄の玉垂れ
15000円
ギャラリーの方に使用用途を尋ねらたので
片口で紅茶を淹れ、それを
ぐい吞みで飲みますと答えると
台湾茶でもそのような使い方をされます、と
教えて頂く
少し話を伺っていると
次のお客様が来られたので先生と
ギャラリーの方に挨拶をして辞す
併設の蕎麦栂の満席のお客様の邪魔にならぬ様
外に出る
澁田寿昭先生、ギャラリー栂さん
ありがとうございました