染付

hirunesai2012-07-07

11時前に到着

アートスペース油亀さん

本日から開催の

亀山サ苗の染付うつわ展 「虹」


入店して早速に拝見

一通り見て廻る

もちろん伝統的な模様やかわいい絵付けも好いのですが

なんとも

愛嬌がある、でも

ユーモラス、でもない

へうげたとも少し違う

なんとも独特な抜けたおもろさがある

つい、ぷっと吹き出しそうになったり

くっと笑ってしまったり

例えば片口

側に江戸時代の若夫婦

片面にちょいと粋な感じの亭主

もう片面に愛嬌がありしっかり者な風の女房

で、見込みを覗くと

のたっとした風のかわいい仔犬

オイラの文じゃ伝わらないけど、現物を見て頂ければよく分かります


途中先生が近くに来られたので、少しばかり伺う

絵付けは素焼きなしで、釉も生掛け

土、釉、呉須それぞれの溶け込み具合が全然違ってくるので、と

生産システムが確立され合理的に作らていたであろう古伊万里ではなく

初期の伊万里のような風合いを


釉は少し薄めの掛け具合だとか

御自分で調合され、特に変わったものは入れず

少しマットでしっとりさの残る釉肌

個人的には特に大物の方がより映える釉かなと


磁土は少し荒めの土で、少しだけ陶土も加えてあるそうです


天草生まれなので

小さい頃は天草陶石をチョーク代わりにして遊んだ


天草の西部は文化的に長崎

南部は鹿児島


窯はガスと灯油

陶板は薪で、結構火の強いところで焼かれたとか


絵付けに使う重くて良く回る轆轤

学生時代に買ったときは 2万円もして高かったと

有田などの職人さんは、こういった轆轤の上に何枚ものお皿を一度に乗せ

上から順番に手際良く絵付けをしていかれるそうです


御用窯の濃みの深みは全然違う

オイラのような素人にはその区別すらつかないです  笑

鍋島に行ったときに、御用窯の流れを汲まれている窯元さんの作品を見て

流石に、凄いなぁ というのは分かるけんども

違いが全け分からんとです  orz


今回は高台が六角形の酒器 ? 馬上杯 ? とそば猪口を頂きました

六角形の方の染付は、先生が 「家から見える風景です」と仰る

のんびりと釣りをしている釣り人の景色

そば猪口は側が茄子で見込みに小さな富士山が、ちょんと描かれたもの

2つで8100円也でした

(7/14追記 六角高台御碗でした。訂正です)


支払い後、お釣り待ちの間

「それ掛札さんのですか ?」と尋ねられる

確かにこの風呂敷は掛札さんのものだけど

それに気付く人がいるとは

というより、今回も他のお客さんに声をかけられて

ここのお客さんはフレンドリーな方が多いのかな ? とか思ったんだけど

後で油亀のスタッフさんと判明


そうそう、今日頂いた染付ですが

会期が終わるまで展示させて欲しいとのことだったので

14日まで展示です  (注 オイラの都合で14日までにして頂きましたが

「虹」の会期自体は16日(月)までですのでお間違いなきように)

したがって写真はそれ以降です

あしからず  (7/15 画像追加)


途中

徳利がなかったので、「徳利とかは作られないのですか ?」と

先生に尋ねると

今回は他の作品にエネルギーを使い切ってしまって・・

徳利に絵付けをするエネルギーが全くなくなってしまって・・・・

だそうです  笑

そして、御自分が疲れていることを思い出されてしまったのか

その場にへたり込まれてしまいました

皆さん、亀山先生が全エネルギーを注いだ染付を見に行ってあげてください

見てるだけでも楽しいですよ

そして、土っぽい香りが漂う強いヴァイタリティーを感じさせる

(褒め言葉です)

亀山先生とお話もしてみて下さいね


先生、油亀のスタッフさん

ありがとうございました

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