2007-10-06 陶磁器 3 焼き物 メモ 仕事をこなしながら、ふと考える。備前焼のこと。ほぼ100%無釉焼〆。窯変。ある種、重箱の隅をつつくようなマニアックな焼き物。閉じられた世界。取っ掛かりが無い。 家にある、松井陶仙先生のぐい呑み思いだす。お茶を注いだ時の見込み、飲み干したあとの景色。どこか、庭園や水墨画と馴染む。色 鮮やかに。 備前の器は、その人間が今までに何を見、そして 何を感じてきたかによってまったく、見える景色がちがってくる。 火にすなお、土にすなお、器にすなお。器に教わる。 仕事中だけどね。