昨晩は極楽湯さんでのんびりと日付を跨ぎ
三重を出立
3時半頃、道の駅あいの土山着
仮眠後 5時過ぎに起床
天気が良ければ田村神社でも、と思っていたけど
生憎の雨
6時半頃あいの土山を後にする
7時半過ぎ、道の駅竜王かがみの里
雨が降り続いているので、車中にて読書
雨が止むのを待っていたけど止みそうもない
諦めて 9時前に元服池へと向かう
途上、折れ落ちた桜の枝に目が行く
雨に濡れた樹皮の肌がえも言われぬ
元服池からの戻りに、樹皮を頂く
その後、鏡神社へお参りして、再び竜王かがみの里に戻る
売店で買い物
手作りい草座布団 ( 1400円 ) を購入
中がウレタンやスポンジなどではなく
がっつり、い草 ! なのが気に入りました !
竜王牛丼丸 ( 680円 ) も購入。滋賀短期大学とのコラボ商品だとか
白飯に甘酢の生姜が散らしてあり
甘めの味付けのすじ肉や葱とバッチリと合います !
かがみの里を出て 8国を東へ
芝に覆われた屋根が、後ろの山と
滋賀のどこまでも広がる青空に映える
建物自体もおしゃれというよりも、素直に、素敵な外観
( 勿論、中も素敵ですよ )
たねやグループさんでは女性の店長さんが多い様なので
この辺りはやはり、女性のセンスが活かされているのでしょうか ?
男性がやると、もう少し何処かに手を加えてしまいそうな気がします
程好く手が加えられていない為、却って建物だけでも素敵だし
またその空間にお客様がいらっしゃれば
お客様とラコリーナさんの建物がお互いを素敵に
引き立てあってくれるのだと思います
バームミニ ( 410円 ) × 2
バームサブレ ( 86円 ) × 6 ( バニラとショコラを 3枚ずつ )
それから、焼きたてバーム ( 648円 ) を購入
焼きたてバームは絶品 !!!
感動もの !!!
ふわふわだけれども適度な弾力、そしてしっとり過ぎでない
絶妙なしっとり感 !!!
バームクーヘン of バームクーヘン !!
いや本真に美味しかったです、ヒンナです
バームサブレは口に入れた途端に
ほろろ、と崩れる食感と香ばしい味がこれまたグッドでしたっ !!
お次は近江上布伝統産業会館ショップ麻々の店へ
少し店内を見て廻った後、大麻の繊維を手で糸にしていく
手積み ( てうみ、と読みます ) を教えて頂く
頂くが、出来ない 笑
いや、多分、普通の人なら出来るはず
オイラが不器っちょうなだけ 笑
手順だけ簡単に説明
1 まず麻で輪っかを作り、左手で持ちます
この時、麻の両端は×印状に重なっています
2 その両端の×印部分から先の部分を同じ向きに揃え
親指と人差し指で持ち、指の間を左方向に転がして撚っていきます
3 親指と人差し指で撚ったところから手を離さないように気を付けて
両端 2本を輪っかに潜らせたら、今度は麻 ( ← 両端と輪っかの 1本
の計 3本の麻 ) を親指と人差し指で手前方向に転がしながら
撚れば、 OK.です
こうやって麻の繊維を繋いでいき 麻糸を長くしていきます
え〜〜
まったく分からないと思います 笑
きちんと知りたい方は、麻々の店に伺って教えて貰って下さいませ
その後、再び店内を拝見
・・・・
う〜む
リネンとかラミーって何 ? 笑
素直に伺うと、丁寧に説明して下さる
要約すると、日本で麻と呼ばれるものの原料は 3種類あります
苧麻と亜麻と大麻の 3種類です。そして
苧麻 = ラミー
亜麻 = リネン
麻は麻やねんけど、この布は麻の中でも亜麻から出来た
麻糸で出来てます。ってえのがリネンで
麻は麻なんやけど、この布は苧麻から出来た麻糸で
作らさせて貰ろぉてます。ってえのがラミー、ということらしい
知らなんだ 笑
お陰様でまた一つ賢こぅになってしまいました
1550円 / m の麻布を 1m ばかり頂く
こちらは横糸が、ずーっ と 1本に繋がっている布で
シャトルなんとか、という機械で織られたものだそうです
このシャトルなんとかという機械を使って織ることが出来る職人さんは
現在お一方、80歳くらいの職人さんがお一人だけだそうです
最近は効率優先で横糸が 1本に繋がっていない織り方の機械を
使われているところが多いのだとか
組合の方で研修生など後継者を育てられているそうですが
技術は一度失われると大変ですからねえ
こちらの麻々の店では体験もされておられます
特に地機は日本では結城紬とここ近江上布の 2ヶ所だけだそうです
オイラは結城紬で体験させて頂いたこと ( 小倉商店さんの郷土館 ) が
ありますが、楽しいですよ ! 地機 !
麻々の店を出て、13時前に帰岡路に就く
只管走り、20時過ぎには長船でお風呂
家に到着時刻は21時半頃
今回も充実の旅、でしたよ
画像は今回の三重、滋賀の旅のゲット品
手作りい草座布団、近江の麻布
椿大神社さんの椿の絵馬と伊勢型紙の栞