奉納としての女相撲と好色的な見世物としての女相撲の区別は致しましょう

過日の、女性の方は土俵から降りて下さい

とのアナウンスは

気が動転されていたりということもおありだったのかもしれませんが

お粗末で、大変に残念なことだったと思います

 

 

ネットでもこの件に関して

あれやこれやの物議を醸しているようなのですが

女相撲、というものが昔からあり

土俵が女人禁制だなんて

 

大嘘 ! !

 

との御意見も見られるようです

 

確かに、神事として奉納される女相撲

( 熊本の竜神社さんなど )というものもあるのだそうです

 

 

因みに伝統云々に関して私個人としましては

今回は人命が最優先されるべきことなので

迅速で的確な救助をされた女性の方々に対して

件のアナウンスは大変に失礼で残念不適切な対応であった、ことは

否めないかと思います

ただ、今回の件だけで、即

伝統云々、性差別、女性蔑視

まして相撲以外のことに関しても、即伝統云々と言うのは違うのかなあ

と、思っております

女人禁制に関しましては

女性が穢れた存在と見られていた~ と一括りにされがちですが

そうではないのではないかとの意見も拝見したことがありますので

少し記憶が曖昧なのですが、出産後の女性が隔離されていたのは

女性が穢れていたからではなくて

出産した女性を一時的に神と同列と視て女性を守る為といった

考え方だったのではないか、という様な話だったかと思います

 

 

さてさて、私個人の意見なんぞは打っ棄って、で、とりま

以上のような事を踏まえつつ

私が今回書きたかったのは

ほら、女相撲というのは昔からあって~

との御意見から、昔の女相撲の絵図を

ネット上に張り切ってアップされている方達に

 

一言

 

女相撲と一口に言っても

神事の奉納相撲的な女相撲

見世物としての、一部には過分に

好色的な見世物としてのものもある女相撲

 

区別くらいして ! ( 悲鳴 )

 

どうみても、後者のことを描いた絵図をネット上にアップして

ほら ! ほら、御覧なさい ! ! !

と、言われましても orz

前者は当然に、伝統~ ということに関しての御意見の

拠り所に成り得るのかもしれませんが

後者のは・・・ちょっと・・・