はっくしょん !

飛鳥井千砂さんの御本を最近二冊拝読した

「女の子は、明日も。」

「砂に泳ぐ彼女」     の二冊

 

物語に登場する女性たちは

多少女性側の目線ではあると思うのだけれど

個人的に女の人ってこんな感じ、と思っている女性像に近く

男のオイラでもすらすらと読み進められた 

 

また、私の小説はよく、

「何も起こらない」

「普通の人たちばかり」

などと評されます。

と、御自身のブログに飛鳥井さんは書かれている

それも吉田玲子さんが以前にクイック・ジャパンさんの

インタヴュー記事で 「成長」について仰られていて

成程な。そうだよねえ。と思った

( 以下引用  )

そうやって過ごした時間が積み重なったのが

成長っていうのかなと思います

(引用ここまで)

というものに近い感じがして好いなと思います

同じインタヴュー記事で吉田さんはまた

思い出や経験が積み重なって生れたもの

という風にもおっしゃられていました

 

 

成長とは日々の思い出や経験が積み重なったもの

 

 

今の女性でこんな人間的な変化、成長をする人は少ないんじゃないかな ?

と、以前から感じて― 飽く迄  個人的に、ですが ―いたのですが

飛鳥井さんの本を読んでいる内に

女性だけではなく、近頃では男でも似たようなもんだな、と

思い至りました

自分自身も含めて

 

 

作品を通じて飛鳥井さんは女性たちにエールを送る

女性は男性に守ってもらうのが当たり前、

やさしくしてもらうのが当たり前、じゃなくって

共に歩んでいくものなんだよ

そんな世界に、生き方に 気付こうよ

気が付いたならその世界に向かって歩き出そうよ ! と

 

はっくしょん !