漆塗り

2日に夜久野の 農匠の郷やくのへ。

やくの木と漆の館。

漆体験。絵付けと塗り。

漆塗りは、1000円。絵付けは、500円。

両方する時は、1200円。

漆を塗るものは、ショップで購入するか、持ちこみで。

ここらへんは、土地柄でしょうか、趣味で木を加工される方が多いそうです。


まず、絵付け。

筆で描くのは難いので、型紙で。

ただ、型紙は自作してみる。上出来。ふふん。

型紙を貼って、小さいきりたんぽのような道具で色漆を載せていく。

写真左です。

上出来。ご満悦。ふふん。


そして塗り。

漆塗りと言うくらいなので、塗りがメインと思われがちですが 実は研ぎがメイン作業。

正式な行程では、7割が研ぎなのだそうです。


私が体験したのは、

生漆を素材に染み込ませる 拭き漆。

う〜ん、漆って なんかちょっぴり


うんコリン星の匂いがするだコリン。


少しだけどね。


次いで 穴などをふさぐため、錆び漆を塗りこみます。初日はここまで。

乾燥させて 2日目へ。


2日目、研ぎ。

研ぎ始めて3分ほど   

先生が

あっ !!

えっ !?

あ゛ぁ゛ーーー すいませんつっっっ、手袋してもらうの忘れてましたぁ゛ーー。

おいっ。


まぁ、初回はかぶれないそう。2度目からかぶれる人は かぶれるのだそう。

ちなみに、漆がついたところがかぶれるとは限らず、最初に漆が付いたとこや

過敏なとこ、弱い部分がかぶれたりと、人によって違うそう。


で、まぁ なんとか研ぎ終えて、次へ。

ほんとはまだまだ下地塗りなんだけど、時間が無いのでいきなり、中塗り用の漆で 塗り。

そして、家で乾燥。

湿度を保つ為に1週間は、毎日入れている箱を濡らしてください、との事。

乾燥しすぎると漆が縮んだり、水が付くと白くなったりと大変気を使います。


はしょって、これですからねぇ。

ほんとに大変。

でも、そのぶん 本当に きれいですよねぇ、漆って。


それから前後するけど、2日目の朝。

城崎で地蔵湯につかり、但馬焼きで土ひねりっ !! イェィ。


但馬焼きは、葉紋がきれいですねぇ。

で、土は

良。

粘りもあるし、こしもある。きめも細かい。

地元の土なのかな ?

ただ、問題はコース。

指導をしていただいて、型を使うコースが作品2つ、

指導付き手びねりが作品1つとの事。

無理をきいて頂いて、ほったらかしの作品2つコース。

イェィ。


と、言いたかったのですが、粘土が少ない。

収縮率はきいてないけど、ぐい飲み×2個コースだで。

でも釉薬は良さそうな感じだったので、結構たのしみかな。


で22時頃帰宅。

おっっ、宅配便 !!

山形の七右エ門窯さんから。

おぉー、上出来。梨青磁も残雪も いい感じ。

使いこむのが楽しみだ。もさもさ。

しかし、七右エ門窯さんの場合は、高台を自分で研がなければなりません。

うぅぅ〜また、研ぎぃ。