長船刀剣博物館にて

この間の日曜日

知りたいことがあったので長船刀剣博物館をのぞいてきた

と言っても知りたかったのは、刀のことではなかったし

結局そのことについては分からずじまいだったけど

いろいろなお話を聞くことが出来て面白かった

聞いたお話を掻い摘んで


たたらは戦後20年ほど途絶えていた

昭和50年代に復活

その復活を先頭に立ち指導された方自身も

たたら製鉄から離れて4,50年程経たれた方だった


たたらは一度火が入ると三昼夜ぶっ続け


たたらの炭

最近は檜の炭も半分ほど使われるのだとか

檜の炭だと火の持ちが赤松の炭ほどではないので

少し多めにくべる


目や耳を悪くしてしまうので

耳栓、眼鏡を着用


アスカ

彫金師さんのところで家族連れがお話を伺っている

後ろから何気に見ると、刀身に彫られているのは・・

アスカ・ラングレー

アスカかー・・・・

って?! なんでアスカなん??

どうも昨年のコラボ企画と関係がありそう


コラボ

昨年の戦国BASARAとのコラボの折り

同館の 1日あたりの入場者数の最多記録が出たのだとか

1300人@1日

普段は1000人ほど@ 1ヵ月なのだとか

1日で1ヵ月越え !

近場の飲食店なども恩恵にあずかったので

昨年のコラボに反対していた人も、今では好印象を持っているのだとか


この彫金師さん

好きなことをしているので、食べるのに苦労していても

頑張れるのだとか


研師さんの独特の姿勢

左足を胡坐のような形にして、台に半身で腰掛けるような状態

片足で砥石に当てた木を踏み、砥石を固定

(どちらの足で踏んでいたのかは失念、多分右足だったかと。面目ない)

そういう体勢なので、自重をある程度かけて研ぐのかと思ったらさにあらず

自重を乗せているような感じもなく、腕だけが動いている

研師さん曰く

砥石の粒子の分しか研げないので研げる量は決まっている

それなので力を入れても(研げる量は)変わらない、のだそうです

力を入れて研いでいたら、1日13時間( ! )も研げません との事

オイラ、焼きもんの引っ付きを削るとき結構力を入れていたんだけど

無駄力だったのか  orz


弟子入りしてもなかなか続かない方が多い


最近ではネットから弟子入りされた方もいらっしゃるとか



などなどです。いろいろと勉強になりました

お話を聞かせて頂いた皆様、ありがとうございました