東北へ

二時間程の仮眠

体調は弱冠下降気味

なんとか起き抜けて

始発電車に乗り込む

 

安土に入ると積もった雪が

目に入り始める

成程、ニュースの通りに

彦根の辺りは可也積もっている

大雪に少しうんざりとした表情の

大人達

そんなことはお構いなしに

雪を楽しむ小さな子ら

 

白雪を纏い

厚き雲を従え

神山となる

雪の積もった山というのは

威厳を感じさせる

 

寝落ちしている間に

気が付けば電車は東海地方を

走り抜けている

寝ている間に垂らしてしまった涎が

マスクから漏れることなく

マスクの内側に溜まっている   笑

マスク優秀   笑

 

21時丁度宇都宮発の電車で

黒磯に向かう

徐々に徐々に車内にも

冷気が増して来た

アウターの下に薄手のアウターを着込む

ネックウォーマーや手袋などの防寒具を

準備する

 

矢板の辺りを過ぎると

乗降客はいよいよ疎らとなる

冬の東北の静寂な夜の闇に包まれた中を

静かに滑るように走り抜けて行く

 

新白河で本日十二回目

そして本日最後の乗り換え

 

23時54分

南福島で下車

快活CLUB さんに着く頃には

日付が変わっているな