届きました !

昨日、月曜日に

届きました !

今年のお正月の二日に体験させて頂いた

山形県村山市の楯岡焼さんでの

体験作品です !

もう、目茶目茶に綺麗な焼け ! !

予想を遥か遥か遥かに上回る

美しい釉薬 ! ! !

 

バラの枝の灰釉のお抹茶碗は

胎土の中の成分 ( 鉄分でしょうか ? ) が

融け流れ

見込みはやわらかく明るい青磁

釉の溜まったところは

濃い水色と白味を帯びた青磁色で氷裂紋 ! ! !

そして胴は薄めの青磁色と

少し沈んだ赤紫色の片身替わり ! ! !

凄い ! ! !

桑の木の灰釉の酒器は

こちらも青磁色で

胎土の成分が融け

外側は結晶釉の様相に ! ! !

そして見込みは釉の溜まりが

まるで美しい青ガラスの様に ! ! !

はぁ・・オイラの作品には

勿体ない程に美し過ぎる釉 ! ! !

 

それと体験の後に購入した

桑の木の灰釉のお湯呑み

葡萄の枝の灰釉のお湯呑みも

一緒に送って頂いたのですが

こちらの釉も素晴らしい、美しい ! ! !

桑の木の灰釉の方は体験作品と同様の

少し青味の強い青磁色が

少し大き目の貫入と相俟って

青いキラキラがほとんど宝石です ! ! !

葡萄の枝の灰釉の方は

不透質でマットな白色に

一部分が青磁色となり

この白と青磁色の変化の具合

混ざり具合がまた美しいのです ! ! !

う~~む、流石1350℃

 

地元の土、地元の樹々の灰釉

1350℃の高温焼成

それらから生まれる

とてもとても美しい釉 ! ! !

楯岡焼、藤橋宣武先生

ありがとうございました

 


備前には土味という表現があります

釉薬には釉肌 ( ゆはだ ) という表現があります

ですが、藤橋先生の焼き物の場合は敢えて

釉味 ( ゆあじ ) と表現したい

1350℃ の熱により

釉が土の持ち味を大いに引き出し

また土が釉の味を大いに引き出す