お盆④

山形で二日目の夜を過ごして 13日は大移動です。

途中 静岡の駅ビルで漆器などを見て、名古屋へ。

カプホ泊。

で14日は、以前書きましたけど 義翠窯さんへ。

土ひねりの後、茶碗などのお話を聞かさせていただきました。


その後、瀬戸に行こうか迷いましたが、結局常滑を見てまわる事に。

常滑も もう三度目なのですが、まだまわりきれていないので。


途中、一軒のギャラリーへ。

あちこち見てまわっていると、越前の古川陶苑さんの土味に似た酒器が。

その黒っぽい土のうえに ふわ とした色が。

うーん、釉薬かな ?

と、思った 直後に店のお兄さんが、


そちらは、朱泥の還元焼成です。


えっ!? 還元焼成!! 朱泥の!! 

備前で言えば、青備前とか桟切りじゃん!!


ほしい (単純(笑))


しかし、問題が。

湯呑の内側に、白い釉がかかっている。好みでない。

酒器は湯呑より値がはるし。

店のお兄さんに尋ねると、湯呑で釉のかかっていないのは置いてないとの事。

作者の伊藤成二先生が、お茶の色が栄えるように、と 釉薬をかけられているのだそう。


釉の無いものを作っていただきましょうか。と、お兄さん。

いえ、またにします。と、お店を後に。

結構 買う気になっていたので、少し残念。



その後、何軒かお店をまわっていると、

!?!?!?

これは!?!?

伊藤先生の湯呑???

と、思っていると、奥から


伊藤先生ご本人が。

なんと伊藤成二先生の甚秋窯だと気付きもせずに入ってしまった由


驚きながらも、さっきのギャラリーでの顛末をお話すると

いやぁ、みなさん本当にいろいろな風におっしゃられるから。

と、楽しそう。


あ〜この先生の湯呑は、買わさせてもらわなあかんわ。


作り手さんから直接 ものを頂く。何気に貴重ですよねぇ。今の時代。