伊賀穴窯焼成体験

hirunesai2009-01-31

体験は午後からなので、取り合えず朝食&読書&仮眠など


10時頃ギャラリー陶園さんの「ももの節句展」へ

少し前、ぐい呑の棚さんで拝見して気になっていた

飯山園子先生が雛人形とともに食器も出されるそうなので

一応 (笑) お雛さまを見てまわる

雑誌で見覚えがあるような人形も。信楽の作家さんやったっけ ?

井上翠先生のとかよさげ


さて御目当ての器です

おぉ!!

数は少ないけど良いなぁ

結構焼きこまれてるイメージを(勝手に)持っているので

敢えてこの土を選んでるのかぁ、なかなかやなぁ   と勝手に解釈

この先 期待

という事で、湯呑み3000円をいささき

グレイッシュな灰ときれいな緋色。胎土の溶け。

緋色と抜けのグラデーションもきれいだ

帰ってから改めて先生のブログを見てみると

この器は、この冬アメリカで制作された物だそう


体験まで2時間程あるので、伊賀上野コメリで安全靴を買いダイソーで買い出し

近場のダイソーでは見かけない てん刻用の青田石がある

昼飯にパンを齧りながら、伝産へ


あっ!! 体験で来て下さったのは香山窯の若先生

一昨年の五月に絵付けでお世話になって以来

当然、先生は覚えてらっしゃらないけど


ほったらかしで良いです と自由にさせてもらう

わざわざ 来て頂いているのに、逆にとんでもなく失礼な気もするのですが

御許しを


伊賀の土って腰がある

他の土なら屁たるやろうけど、伊賀土は大丈夫

暖房のお陰で乾きも早く 茶碗、湯呑みと作り仕上げまで済ませ

さて。いつもならここで小皿でお茶を濁すところ

そうだ !   

‘初’花器 に挑戦してみる

出来の方は、初めてにしては・・・良いのではないでしょうか

2時間で3点。いや 本当に作り易い

1kg 3000円

先生も 穴窯なので焼き色がどうなるか と楽しそう

ありがとうございました


伝産は初めてではないのだけれど ‘初’展示室

伊賀焼は焼〆でも一度素焼きする事が多いとか

そういえば、大谷焼も素焼後 水薬を塗り本焼する 言うてはったなぁ

そして代表的な釉薬は ビードロ釉 

土鍋、雪平などのたまご色がかった灰釉

ワラ灰で白濁させ銅に因る青味を帯びさせた釉の3種類 だそう

どちらかと言うと、焼〆+自然釉よりも

焼〆+灰釉によるビードロ釉 がメインのような感じ

へぇ〜、信楽と比較すると面白いかも


16時頃伊賀を後に

163号〜24号〜307号で1号線へ

170号で高槻に行き、171号で西宮へ

後は2号線

途中2時間ほど仮眠して深夜2時頃帰宅

楽しかった〜