今更ながらに「聲の形」のDVDを見た
本日で 2回目
先日、何だか無性に見たくなって、思わずポチっとなしてしまい
コンビニで受け取った日の仕事が終わってから
のんびりと 1回目の視聴をした
普段、映画も見ないしこの作品の原作も未読
聴覚に障害を持つ女の子と男の子の
恋のお話 くらいの認識だったので
最初は少し話の重さに戸惑ったものの
その後は、ぐいぐいと引き込まれるように見た
硝子が飛び降りるシーンでは将也に
早く ! と声を掛けてしまった程
生まれて初めてだと思う
画面の中の登場人物に声に出して言葉を掛けるのは
登場人物達はある意味で分かり易い立ち位置、性格のキャラクター達
映画という極限られた時間内での作品であるということも理由としては
大きいのだろうが、見る人それぞれの性格や経験、生い立ち、考え方などから
それぞれが自分に似た登場人物に感情移入し易いのではないだろうか
個人的には将也と直花に感情移入しやすかった
川井さんには、 いや、あんたもやってたじゃん と
結構な嫌悪感を抱いた
現実世界には多いタイプな気がする
ま、ある意味普通の人
そして脚本が吉田玲子さんということもあり
何となく、けいおん !! を思いながら
見てしまった部分があった為かもしれないのだが
その人の日々の何気ない経験や思い出、体験が
『 その人の形 』を少しずつ形作っていき
またそれぞれが 『 自分とは違う形 』 を互いに
受け入れ認め合っていくときに
誰かの為にという想いが重なり 『 その人の形 』 がまた変わっていく
元は同じ想いや気持ちであってもその人らしい形で現れ
同じ言葉であってもその中には様々なその人の形が含まれている
笑顔、といっても一人一人の笑顔が同じではないように
「 また謝った・・・ま、それが あんたか」