こけし & 曜変天目三碗 の旅 4日目


電車を降り、沼津駅前のマンガ喫茶

満席  orz

店員さんが

ビリヤードやスロットの置いてあるコーナーでしたら・・・と

( コーナーを実際に ) 見てからお決め下さい・・・

と申し訳なさそうに言われる

見ると既に先客のあぶれ客達が・・・

他に行き場もないし、早い始発やし  と手を打つ

シートで寝てるやつはまだまし

床に雑魚寝の人も・・・

オイラはスロットの裏手にあった

現在は使われていない机と椅子を嗅ぎ当て

椅子に座り机に突っ伏してなんとか少しばかりの仮眠を取る

一応スマホの充電もさせて貰ったしフリードリンクやし

まあ、ええか

 

始発前にマンガ喫茶を出てコンビニに寄り

余分になったものなどを宅配便で送り

4時58分の始発に乗り込む

東海道線を下り金山で中央線に乗り換える

多治見下車

時間を潰し東濃鉄道バスの下半田川線にて市之倉へ

 

市之倉さかづき美術館さんのショップを冷やかしたりした後

少し歩いて13時前に住吉窯さんに到着

(  因みに住吉窯さんの最寄りのバス停は南市之倉

 但し本数は少ないです )

こけし & 曜変天目の旅なれど

本日は別

手捻りをさせて頂きまっす

 

経験があるので好きに作らせて下さる

土はもぐさ土に少し別な土が入っているとのこと

体験でもぐさ土って何気にめっちゃ贅沢です !

作るのは抹茶碗 ( という名のフリーカップ 笑  )

ある程度出来たところで削り始めると

湿台を貸して下さる

お陰でオイラ作の抹茶碗の中では

かなり軽いお茶碗になりそうです

ありがとうございます

土と湿台のお陰です

 

勧められるままにもう一つ、湯呑みを作るも

ダメ

粘ったけど断念して潰す

それでももう一つと勧めて下さるので

なんとか頑張って小振りなぐい呑みを作る

ちと重た手やけど

小振りなのに  笑

 

釉は小木曾教彦先生が志野を焼かれている作家さんなので

志野で !

と、ここで

少し気になっていたので伺ってみると

にゃあにゃあにゃああああんと !

穴窯で焚いて下さる事も出来るとのお話

志野の穴窯・・・

穴窯で焼いた志野・・・

自分で作った作品が穴窯で焼いて頂いた志野に ! !

体験料の 3000円に + 薪代 3000円で 6000円で、とのこと

しかもその上にですよ、2点目のぐい呑み

1点目の抹茶碗の中に入れて焼くから

( 追加料金無しの ) 6000円でいいよ、と

すみません、ありがとうございます

匣に入れて焼いて下さるとのこと

タイミングによっては年末になるかもと仰られていましたが

楽しみです ! !

喜んで待ちます ! !

 

 バスの時間まで間があるのでと駅まで送って頂けることに

ありがとうございます

送って頂く前に穴窯やギャラリーの先生の作品を見せて頂く

穴窯は 7日間焚かれるとのこと

じっくりと薪で焼かれた志野・・堪らないですよね

拝見した作品のなかにもとても美しい緋色のものがありました

柚子肌のものも良かったです

あと、先生が好んで作られる波をモチーフにした作品

豪快ながら温もりのある作品でした

 

送って頂く車に乗せて頂くとき

道路沿いの棚に並ぶ数々のご飯茶碗を見る

このご飯茶碗達は先生のところで体験をしたりと

小木曾先生とご縁のあった学校の生徒たちが

卒業する折

先生が作られたご飯茶碗と

今迄自分が使っていたご飯茶碗とを

〝 交換 〟したものだそうです

卒業後何年か経って訪れた卒業生が

「あ、これ俺の茶碗や ! 」と

嬉しそうに言われることもあるそうです

 

駅まで送って頂き

中央線から東海道に戻り

今宵は南草津

 

 小木曾先生、住吉窯の皆様

ありがとうございました

 

 

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 右が穴窯