安田龍彦さん窯出し展示 '25

10時前、安田龍彦さんの

自宅工房に到着

本日は、ほぼ二年振りの

窯出し展示 ! !   です

 

安田さんに迎えて頂き工房に

早速に拝見

六月に窯を焚かれて

今回も窯焚き日数は十三日と長丁場 ! !

個人の窯としては大き目な窯とはいえ

やはり十三日は長い ! !  です

今回は窯詰め時の全体のヴァランスを

少し変えられて、窯の後ろの方にも胡麻

いつもより多く飛ぶ様に

配慮をされたそうです

その為全体的によく胡麻が掛かっており

焼けが良くなっています

その良い焼けの作品の中で

更に胡麻の景色が一際光る作品

おもしろい作品があちこちと見られます

 

既に二十数回目の窯焚きですが

それでも新たな工夫に

新たな形、デザイン

そして、それらによる進化、洗練を

重ねられる

 

一段落のところで奥様が出して下さった

お茶とお菓子を頂く

安田さんも年齢よりも若々しいですが

奥様は更に若々しく

 

今回は、コロンとした形の徳利、急須、花器に

形、焼け共によいものが多く見られました

それとビアマグ

表は当然のこと裏側にも

胡麻たっぷりのビアマグ

濃厚な白胡麻の上に

鎬や面取りに沿って胡麻が流れるビアマグ

富士山の打ち込み象嵌が施された

長方たたき皿などが

今回の個人的なお勧めです

 

酒盃を二つ、ぐい吞みを一つ

それから燗子徳利一つの四点を頂戴する

隈取り酒盃 9900円

ぐい吞み 12000円

二度焼きの酒盃 5500円

燗子徳利 3000円

サーヴィスをしてくださって

四点で27000円と少しにして下さりました

ありがとうございます

 

隈取り酒盃

こちらは隈取りの形

抜けの緋色の変化とその美しさに一目惚れ

外側のよく融けた焦げの黒が堪りません ! !

ぐい吞み

焦げ、隈取り、美しいグレーのグラデーション

見込みのねっとりとした濃く美しい緋色

引っ付き跡がなければ個展でも逸品クラス ! !

二度焼の酒盃

たっぷりの白胡麻に茶色のよく融けた自然釉が

見込みに流れるタイプの酒盃を

二度焼きしたもの

見込みには落ち着いたトーンの

グレーとなった白胡麻の上に

よく融けた黄味掛かる茶色、

少し緑掛かる胡麻が降り、流れる

落ち着いたトーンの見込みとは反対に

高台、高台内部、腰の辺りには

メタリックな光沢が見られる

渋く美しい酒盃 ! !

燗子徳利

焼けは派手ではないですが

しっかりとした緋色

黄、茶色の胡麻にカセ胡麻

そしてカセ胡麻の剥げ

時代劇に出てくるようなフォルムも

お気に入りのポイント ! !

 

作品を頂いた後にも少しお話を伺いました

 

作品の炎の圧による変形のお話

窯の壁に沿う形で炎が流れ易い為

変形し難いもの、変形しても構わないものを

壁に近いところに詰めらておられる

 

窯出し後の作品の手入れの話

安田さんは御自身が気になる為

他の方から、磨き過ぎ  と言われる程に

焦げなどを磨かれるという話になり

その流れで、小さくなったものですが

手頃なサイズの砥石を頂いてしまいました

美濃や越中などの持ち込みで焼いて頂いた作品の

磨きに使わせて頂きます

ありがとうございます

 

来月には東京で暮らしと珈琲さんの

けらもすの展示もあるそうです

 

安田さん今回もありがとうございました