家から40分少々、牛窓へ
鳥が多くて長閑な景色
予定通り少し早目に着いたので
ひとつ工房さんでパンを買い、腹拵え
13時前に 備前焼工房いずみさんへ
犬君がお出迎え
(時々パクリと噛むことがあるので ご用心! だそうです)
泉先生も出て来て下さり、工房展示室へ
おおっっっ!! こってり!!
こってりや!! (某ハンバーガー店みたい 微笑)
茶色の胡麻が沢山掛かって
チョコレート色の釉薬が掛かっているみたい
先生も 4度目にしてこってりです と
土も変えられ、いつもより引っ張られたとか
ワクワクしますねぇ
拝見しながら、ちょこちょこと質問
初対面にも関わらず(以前、陶苑さんでお見かけした時の印象から)
先生、気が強いですよね ?
先生も そうですね・・初対面の方に言うのもあれですけど・・気は強いです 笑
(初対面にも関わらず失礼致しました 笑)
土は5,6種類ほど
徐冷が違う ?
出身は岡山
元々職人になりたかったので
陶芸の道へ進もうと試験を受けるも、軒並み返り討ちに・・・
ものづくり系の大学に進み、卒業
職人への夢が諦められず 女職人の本を読んで
備前陶芸センターへ。先生曰く
(陶芸で)全部、落っこちたのがどこかに引っ掛かっていたのかもしれません
永末隆平先生に師事後、御自分で窯を築かれる
手伝ってもらいながらも御自分で数ヶ月かけて完成
(やっぱり、こうと決めたら女性は強い!)
胡麻が多いと器同士のくっ付きが多くなるので、少しガードされているとか
お皿は型物が多いそう
型は御自分で作られる
おしゃれなコーヒーを頂き
引き続き拝見
渡邊先生の御自宅を御存知ないとの事なので説明
(つか、渡邊先生のHPを御覧になられた方が早いのでは・・)
お客さんは女性が多いとか
御自宅の方にも一部展示されているので、そちらも拝見
おお!! こっちも良い
片口が良さげなので、迷う
うん ! こっちだ !! と決めた瞬間
おっ !!
右手にあった、ぐい呑み達と ぱち! と目が合う
片口を元に戻し、いそいそとぐい呑みの元へ・・
その様子がおかしかったようで、先生に
可笑しかったです と笑われる
選ぶのに時間が掛かるので、優柔不断で・・と言うと
先生も結構悩まれるとか
お店で見て、家に帰り、それでも欲しい! と思うものを買われるそうです
ぐい呑みの値段を尋ねると
手びねりを始めたばかりなので、そちらはサービス価格で
○○○○円です
えっーーっっっ!? 安過ぎやろ!? コロガシデスヨ??
という事で、4点
ころがしの徳利
焦げ茶の胡麻に、青味を帯びた胡麻、茶色の胡麻が幾重にも掛かり
それがガラス状になり玉垂れに。そして、その玉垂れの上に
‘星砂’のような金色の胡麻が点々と !!
格好良い !!
ころがしのぐい呑み
とろとろの焦げ茶の胡麻に 青味を帯びた胡麻が厚く掛かったもの
手びねりのころがしで焦げ茶、青味掛かった胡麻が厚く掛かり
玉垂れ、釉溜まりになったもの
手びねりのころがしで灰被り
焦げ茶、茶、黄、青色、様々な胡麻が豪快に掛かり
黒い玉垂れが流れたもの
お値段は
○○○○円
手びねりは内緒にして下さいとの事なので、全額も内緒です
興味を持たれた方は けらもす の 備前焼工房いずみ で !!
(徳利は3000円です)
お支払いの前に窯を拝見させて頂く
備前にしては小さ目ですが、それでも1000点ほど詰められるとか
これを、作ったのかぁ。すごいな、本当に
邑久の作家さんの窯を参考にされたとか (落柿窯さんでしょうか ?)
今回は6日間程焚かれたとの事
お支払いを済ませ、お暇
元気の良過ぎる、犬君と一緒にお見送りして頂きました
気が付けば、一時間半ほど
ありがとうございました
泉先生 窯焚き毎にステップアップし過ぎ
次回も楽しみです