蠟纈染をしてみた

hirunesai2010-09-09

京都へ

梅田で阪急に乗り換え西京極駅、10時前着

今回は蠟纈染の体験 (7日に予約したのはこれ)

ローケツ染・職人体験 やまもとさんにて


駅からやまもとさんを目指すも、道に迷う

公園でマダムに道を尋ね(ありがとうございました)

なんとか予約時間丁度に到着

久し振りに走った

(帰り道 時間を計ると駅まで20分弱でした)


挨拶をして、体験

体験の手順を

まずは染めるものを選びます

Tシャツ、のれん、タペストリーなど

2000円〜3000円 (材料費、税込み。詳しくはやまもとさんのHPを)

続いて染める絵柄の下絵

やまもとさんで動植物、キャラクターなど豊富に用意して下さっています


染めるもの、絵柄が決まったら練習をさせてもらえます

下絵を紙(油取り紙のような紙 ? トレペ ? )に挟んで布地の下へ

下からライトで照らし、蠟を含ませた筆で一度下絵をなぞり

次にライトを消してもう一度絵をなぞります

二度下絵をなぞるのは

蠟纈染では一度書いたところは薄っすら白く

二度書いたところが白く抜ける為です

この色の濃淡が味になります


絵をなぞる時のコツは

筆の根元までたっぷりと蠟を含ませ、‘先っぽだけ’ぬぐい余分な蠟を落とす

蠟は小まめに付ける

輪郭は太めに

一度目は大胆に潔く書く !  の四つかな


あっ、それと素人質問で

細かいところは細い筆で書いては駄目なのですか ? と伺うと

直ぐに蠟が乾いてしまうので難しいとのこと


蠟での絵付けが終わったら、染めです

染料に15分ほど浸け込みます

布をきっちり沈めてしまわないと斑になりますので注意です

それと時々 布同士の重なり(これも斑の原因)を防ぐ為に布をかき混ぜます

この時、蠟にひびができて蠟纈染独特の味になるそうです

(蠟纈染の蠟は蠟燭のろうで、纈はひびのことだとか)


15分経ったら干します

空気に触れることで色が定着します

こちらも15分ほど

作業を見ていると出来るだけ均一に手早く空気に触れさせる為

袖や襟が広げて干せるような道具などいろいろ工夫されていました

これらは蠟纈染の体験をして頂く中で生まれてきた道具だそうです

うーん凄い


干した後は水で余分な染料を落とし、沸騰したお湯の中に浸け蠟を落とします

お湯だけで8割ほど落とし、石鹸の入ったお湯で残りの蠟を落とします

後は濯いで脱水です

アイロンをかけられる物はここでアイロンをかけて完全に乾かせます

(Tシャツは濡れたままの持ち帰りになります。袋に入れて下さいます)


んで、オイラはTシャツ、下絵とも共に持ち込み

Tシャツはネットで購入したもの

下絵はあずにゃん 笑

NO,Thank You! の横顔のやつです


ここで、持ち込み時の注意点

布地は綿。但し綿100%でも糸が違うものがあるので注意です

糸がポリエステルとかだと糸の部分が染まらず

白いステッチ状に残ってしまいます

(デザイン的に好みならそれでもOKです)

持ち込みはあくまで、自己責任で


さてさて、出来上がりですが

糸が染まりませんでした 笑

ただ、個人的には好みなので全然OK、で気に入っています

そして、絵具合ですが

あずにゃん・・・ではない・・人・・になってしまいました 笑

まぁ、実力通りっちゃ、実力通りですが 笑

誰か絵心ください


体験料は、Tシャツ持ち込みなので2500円でした(通常は3000円)

やまもとさんありがとうごさいました


今日は、ちょっと長いので分けて書きます

続きは明日で  (つか、疲れたの)