ちゅーこって
行ってきてしまいました。我慢できずに 笑
安田龍彦さんの窯出し展示
温度が上がり過ぎた、なんて書かれたら、ねぇ
9時過ぎにバダバタと電話させて頂いて
10時頃安田さんの御自宅の工房へ
3時間ほどしか寝られずに鼻水も、で体調は低調だけど
そこは気合で何とかなるもんです 笑
安田さんにお会いさせて頂くのは昨年の備前焼まつり以来
なれど、挨拶もそこそこにて、早速に拝見
いつも通り酒器から
窖窯らしい厚みのある胡麻
白胡麻
温もりの感じられる透きとおった茶色の玉垂れ
相変わらず胡麻ののせ方が好い
器胎も緋色や黒、透明感のある明るい茶、抜けた白
少し紫蘇色のものなどもあり
土によってその胡麻も様々に
安田さん曰く、土に合わせて焚くので
流石、‘一土’ですね。無釉焼締め
そうそう、ここで安田さんから御指摘が
2010,4/29に書いた
御自分の窯を築かれる前
御二人の先生の窖窯の窯焚きをお手伝いされた
星先生ともう一方(末廣先生 ? 永末先生 ? すみません失念しました)
のところは、私の間違いです
星先生のところでは、窯焚きのお手伝いをされたことがなく
永末先生のところで窯焚きのお手伝いをされたことがある、とのことです
訂正して、お詫び致します
ずびばぜんでじだ
(2010年4/29分は訂正させて頂きました)
今回は意識して引きを抑え気味に焚かれたのだとか
前回、温度的にもう一つだった為でしょうか ?
(それでも安田さんのはよく焼けているのですけど)
花器などにもぶくがきていました。もったいない
でも、中には景色として見られるものも
それに、ぶくがくるという事は
それだけ良く焼かれているということでもありますしね
あと、ぶくと言わずにふく(=福)が来ると言って
縁起が良いと言われる方も
入れ忘れたり、後から追加するものは
想定外に前の方(=火の強いところ)になってしまう
これは窖窯なので仕方ないことですねえ
奥様がお茶といちごを出してくださる
いちご美味しい
安田さんも年齢より大分お若く見えるのですけど
奥様もお若い(というか、本当にお若いのかもしれません
そうであれば、すみません 御容赦を)
ショートカットで落ち着いた雰囲気ながら、爽やかな感じの奥様です
ごちそうさまでした
二階から、ボンボン、ボボボンと音が
息子さんがベースをされているのだとか
澪!? 違うか
お客様が3人来られ、お皿などを見られている
安田さんがそちらのお相手をされている隙に
さらにじっくりと拝見 笑
もうねぇ、しやわせなんですよ、こうしている時って
今回はお皿が良かったとか
なるほど、確かによく焼けてて良い色味
デザイン的にも、普段使いから来客用にと幅広く使えそうなものが多々
大きさも大小様々で
お料理が好きな方にはお勧めです
頂かなかったけど
自然桟切りのコーヒーカップ(ソーサー付き)がすごーーく好い
去年頂いた片口と同じ焼けなんだけど
特にソーサーの方が堪らない
この焼けで酒器があったら・・ゴクリ
でも、酒器の窯変物はなかなか、とのこと
残念也
お茶碗も自然桟切りの豪勢なものや
黒のもの(伊部手ではなくて、伊部の土の黒く焼けるもの)など
井戸形の黒のお茶碗が格好良い
何気にお茶関係のものも綺麗なもの、おもしろいもの、焼けの良いものが
花器も良いし茶入れも
特に肩衝の茶入れ
たっぷりの白胡麻だけではなく、その上に白胡麻の玉垂れ
好いです、これ
お茶碗なども多いので、お茶をされているのかを伺うと
奥様のお母様がお茶をされているのでされているのだとか
なるほど、それで酒器もお茶碗を小さめにした感じのものが多いのですね
でも、個人的には安田さんの遊び心満載の酒器も見てみたいですねえ
赤く焼ける土の酒器がないかお尋ねすると
目の前にありました 恥
この土は温度が高くなると、少し落ち着いた赤になってしまうのだそうです
だけど温度が高いほうが好い胡麻がのる
難しいですねえ
今回は酒器を5つ選びました
今回の窯の作品が2つと以前の窯の作品を3つ
で、以前の作品の内2つに値札が付いていなかったので
お値段をお尋ねすると・・・
これは、付けます と
???
えっ!? おまけに付けて下さる、ということ!!?
2つの内の一方をおまけして下さると!!!
うおっ、何だかかえって申し訳ないような気が・・
そうでなくても、十分にリーズナボーなのに
ありがとうございます
カセた胡麻が剥がれているので、とのことでした
最近はお店でもカセ胡麻は人気がいまひとつなのだとか
デパートは昔からそうだと聞いていたけど、最近はお店までとは
(因みにデパートに関しては明らかにデパート側の不勉強と怠慢
だと個人的には思っているんですけどね)
今回は酒器五つで 11500円のところを更に
500円引いて下さり、にゃんと
11000円でした
一つ 2200円じゃないですか
りーぞなぼー過ぎ orz
と、ここで更に、一つ選んでください、ぶくがありますけど と
すり鉢形の小鉢 ? もおまけとして付けて下さいました
これはちゃんとごまもすれるものだとか
本当にありがとうございます
一つ目は伊部の土で黒く焼けたもの
青味を帯びた胡麻や落ち着いた黄色の胡麻が厚くのっていて
少しだけ榎肌も、堂とした佇まい
焼き締めで水気を含むと表情が変わるのは普通のことですが
これは特に変わりっぷりが良いです
格好良くなります
二つ目は明るい透明感のある緋色の器胎に
白っぽい胡麻や透明感のある薄茶色の自然釉
伏せて焼かれたもので、口のあたりに3つの茶色の玉垂れ
玉垂れの反対側には、釉溜りの中に白胡麻の遊ぶところも
三つ目も伊部の土
こちらは黒に近い焦げ茶
こってりとした器胎に
ボタボタと降り重なった大き目の胡麻がとてもきれいです
四つ目。これは寒風の土かな ?
伏せ焼きで胡麻がたっぷり
高台が胡麻で埋まっているし
高台脇から口へ向けて何本も胡麻が流れたもの
豪勢ながら佇まいは閑か
五つ目はおまけに付けて下さったもの
少し赤味掛かった綺麗な緋色
実はこれも伊部の黒く焼ける土だそうです
別な土だと思ってました
二度焼きしたものだそうです
この染み出すような緋色が、もう
お見送りをして頂き、お暇を
次回は来年3月ごろの御予定だそうです
本当にありがとうございました
(今回は間違えていないかな 汗)
→→→
(間違えておりました 恥汗
黒く焼けるのは寒風の土ではなく
伊部の土とのことです
度々、すみませんでした。 5/5訂正
恥ずかしい)