楢岡焼 !

hirunesai2013-08-13

朝っ風呂浴び浴びで

7時過ぎ出立

大曲駅へと

そこからはバス

南外線の岩倉温泉行に乗り、高野下車 ( 運賃は570円 )

そのまま進行方向に歩けば 1分とかからずに

楢岡陶苑さんの看板が見えてくる


予約していた旨を告げ、暫し店内の楢岡焼を拝見する

基本は海鼠釉で少し白い器もあります

この海鼠釉、きれい

白味掛かる青、紫掛かる青、藍、深く黒い青

そこに白が混ざる

茶色と静かな変化を見せる青の組み合わせがとてもきれい

釉の厚みに因る釉肌の変化も楽しい


準備が出来ましたとのことなので、工房を通り

( 今日はお盆なので誰も居ませんが、普段は

 職人さんの働かれている様子が見られるそうです )

体験室へ

見晴らしもよく、雰囲気のいい体験室です

因みに今日お相手して下さった先生、なんとはなくにですが

Dr.コトーっぽい雰囲気

もの静かな感じだけど内側は熱い方という印象


まずは説明

釉を厚く掛けるので、あまりにも薄過ぎると割れるかもしれません

とのこと。まあ手捻りなら問題はなく、です


1kgのコースで開始

まず筒茶碗から

多少砂気があると言われていましたが

そんなに気にならない、普通に作り易い土

ただ仰られていた通り、腰はあまりない、かな ?


18切符で旅行中との話をすると、先生も若い頃

東京から秋田まで18切符で帰ってこられたとか

福島からが遠い ! と仰られておりました

確かに  笑

因みに近年開通した秋田新幹線

もちろん便利にはなったけれども、結構

速くないんだとか  笑

最高時速は 320km/hだけど

120km/hくらいで走っている区間も多いのだとか

まあ、難しい問題です


筒茶碗がある程度できたので、もう一茶碗

今度はやや大き目

黙々と作るも、こちらは・・・失敗

形がも一つやったし、削りでリカヴァリーしようとしたけど

ダメ過ぎです ! でした

ちゅーこって、没

本日もお茶碗 1つに

まだまだよの〜


体験を済ませ、支払いの為にお店に戻る途中

登り窯での焼成について伺ったのですが

秋田県内では登り窯焼成の作品の評判が、いまひとつとのこと

灰が付いていたり、色が安定していなかったりという理由から

・・・

えーー、それが薪窯の味やないですかーーー

勿論、薪窯焼成だからなんでも良くて、他はあかんなんてことはないけど

やっぱり薪窯焼成の色の深みとか、微妙な色の変化とか

そういうのんが好いのにぃ

ちょっぴし残念


体験料、送料入れて3160円を払い

もう少しだけ楢岡焼を拝見

微妙な色合いの小振りな片口を頂く

紙箱をお断りすると、箱代だけでなく消費税までも負けて下さり

1050円が900円に

すみませんです、ありがとうございます

この片口見込みの具合が気に入りました

白っぽくなった釉の流れが見込みの底で網目っぽくなって

青白い中に薄茶の斑点が見て取れるのです

外側の腰の辺りの釉溜り

微妙に変化する青色もきれい


バスまでには時間があるので、もう少しゆっくりされますか ?

と声をかけてくださるも、そのままお暇して

歩くことに

30分程で 2バス停を歩き、そこでバスに乗る


大曲駅前の土産物やで土産用のお酒を買う

つっても180ml 420円のものだけど


横手駅にて 1時間20分の乗り換え待ち

駅を出て近くのスーパーへ。遅めの昼食

寿司が半額になっていたので購入

だって青森産のまぐろが食べたかったんだもん


北上線で北上へ

駅前の物産館でばら売りされている土産用のお菓子や

杉のコースターを購入

レリーフっぽい富士山の絵柄のコースターです


食料を買い、江釣子 ( えづりこ ) 駅まで引き返す

そこから歩いて20〜30分くらいかな ?

( 正確には計っていないので、可也適当です )

マース北上さんに

仮眠室付きのスーパー銭湯 ( 仮眠室は宿泊者のみ利用可 )

素泊まりで2300円 !

但しお風呂の×タイムは25時〜6時なので注意


ひとっ風呂浴びた後、館内をうろついていると

期間限定メニューなるものを発見 !

かつおのたたき丼なるものに心奪われる

食べたひっ !

食堂に行くと、食券制

かつおのたたき丼の食券ボタンを探す

・・・ねぇ

もう一度探す

・・・ねぇ

どういうこと ?

丼もののところはおろか、定食の食券機のところにも、ねぇ

諦めて寝る

( 続く )



画像は垂れるので逆さ置き中