室生寺、平城京1300年祭

hirunesai2010-07-05

風呂のあとネカフェへ

今日は何処に行こうかと下調べ

いろいろと迷ったけど

室生寺と1300年祭で賑わう平城宮跡に決定 !


6時過ぎネカフェを出て24号から165号へ

室生寺口で右折

室生川から吹き抜ける風が冷たく心地良い


早く着きすぎたので

龍穴神社へ

何処か畏怖の念が抱かれるような雰囲気


車を降りて太鼓橋を渡り室生寺へ。入山料600円

仁王門、弥勒堂の弥勒菩薩立像などを拝観しいよいよ、金堂へ

特別拝観料400円を納めて中へ

おぉぉぉ

奥に平安時代の仏像、前列に鎌倉時代、運慶作と伝わる十二神将

十二神将は50年振りの十二像揃い踏みだとか


十二神将像。なんだかポージングが変わっている

何だろう ? 元となる像があるのでしょうか ?

オイラの極、極僅かな美術知識・センスでは分かる筈もなく

只管眺めるのみ

その内 −こんな事を書くと叱られるかもしれないけど−

十二神将像が気の良いおっちゃんやあーさん達に見えてくる

(いや本当にすみません)

でも、何処となく近しい感じを与えて下さる仏像様です

昨日拝見した淡山神社の狛犬と相通じているのでしょうか ?


五重塔を見て、さらに奥の院

深い木々の中、急な石段を登る

不意に心の中で

生まれたところに戻っている

という感覚が浮かんでくる

もとある場所に帰る

ほんの刹那の想い

信仰とは人が持つ、自然への畏れ

白洲正子さんの 歩くことが日本人の信仰 と言う言葉が思い出され

成程、それなら旅は信仰だな と洒落てみる


奥の院に着いて、がっかり

位牌堂が落書きだらけ

本当にがっかり


それでも戻り道、山の美しさに心弾ませながら車に戻る


再び奈良へ

途中、食料の調達と立ち読みにコンビニに

海皇記最終回

弁当を食べ、車を走らせる


駐車場に辿り着くまでかなりの時間を費やす

フェア期間外は平城宮跡会場駐車場が一般客でも利用可です

駐車場の入り口は大宮通りの朱雀大路から

フェア期間中はパーク & バスライドで


何だかんだとエントランス広場、平城京歴史館以外は見て廻る

(平城京歴史館には入場せず、外から遣唐使船の復元展示は見ましたけど)

結構、家族連れで一日のんびりと出来るのではないでしょうか

お金も駐車場代、飲食・土産物代、体験学習広場での体験料くらい

入場料が必要なのは平城京歴史館のみです。他は入場無料


一つだけ注意事項を

廻り方には気を付けて下さい

自分が行きたいところを考慮しつつ

右回りか左回りで、ぐるりと円周状に廻ることをお勧めします

炎天下の下、あっち行ってこっち行っては無謀・・でした

ほとんどの施設が端の方に散らばっているので歩くと大変です

(因みに自転車も手押しでお願いしますとの事ですので)


個人的に良かったのは遺構展示館、東院庭園

平城宮跡資料館、体験学習広場など

細かく言うと、遺構展示館では

発掘調査で見つかった遺構面がそのまま展示されているところ

内裏の復元模型など

東院庭園では土ではなく石の多い庭園

河原っぽくて、ちょっと不思議な感じを受けました

日本っぽいような日本っぽくないような

平城宮跡資料館では土器や木簡に、顔や動物の‘落書き’

人間て変わらんなあ

そすて体験学習広場の平城京なりきり体験館でのコスプレ

天平衣装体験。撮って頂いた写真を見ると

なんや意地の悪そうな小役人みたく写ってましたな


帰り際、耐水和紙の草履キット (編み方説明書付き)を購入


何だかんだとすっかり楽しみ

17時前に会場を後にし、岡山へ

21時ごろ明石の龍の湯でのんびりして

再び岡山を目指す



画像は室生寺奥の院への道