フィールドオブクラフト倉敷

hirunesai2016-05-21

7時半過ぎに車に乗り込み

いざ、倉敷へ !

途中、バイパスが弱冠混み気味やったけど

8時半頃に無事、倉敷市営中央駐車場に車を停める

そのまま歩いて倉敷市芸文館前広場に向かう

当然のことながら出店される作家さん達は

まだほとんどの方が準備中で

会場内を廻っておられるお客さんもまだパラパラといったところ

のんびりと待つ


9時頃、我慢が出来なくなって

お目当ての作家さんのところへ

忙しく準備をされておられる中、お断りをして

作品を拝見する


すごい・・素敵 !!

どの作品も素敵で選ぶのが難しい !

ひとつひとつの作品を何度も何度も拝見する

光の具合で色は変化を見せ、また内と外とでは別な表情を見せる

日に翳せば隠れていた色が鮮やかに現れ、色は益々に美しい !

とても素敵で美しい風景画のようなガラスの作品達 !!

旦那様の橋村大作さんが、高温の炎で融かしながら

色ガラスを乗せていき、形を作られる

そして今度はその色を奥様の橋村野美知さんが削ることによって

‘ 色 ’ は新たな生命の息吹と共に生まれ変わる

先に風景画のような、と書いたがそれは

とても穏やかな生命力に満ち満ちた自然の風景で

吹く風が、舞い喜ぶ光の粒たちが、咲き乱れる花々が

喜びに輝く草木たちが ガラスの上に、中に

色と共にあふれている


結局まだ迷って、選び切れなかったのだが

販売は10時からとの事なので会場を見て廻る

フィールドオブクラフト倉敷にお邪魔するのは、今年で三回目

毎年顔を見るお馴染みの作家さん、新しく参加される作家さん

明るく活発に動かれるボランティアの方々

ちょっと寄ってみた という冷やかしのお客さんから

楽しみが今にも弾けそうなお客さん


9時50分・・・10分前

再び橋村さんのブースへ舞い戻る

先程開店前に長時間拝見させて頂いて、2つまで絞り込んだのだが

その時はどちらにするのか、決め切れなかった

だが、もう心は決まった

まだ少し早いのだが、お目当ての作品をキープすべく

‘ 両手 ’を伸ばす

そう、どちらかに決めたのではなく

2つとも頂きます   笑

カップとぐい飲み

2つで9500円也

カップの方の決め手は桜色 !

きれいな桜色に明るく淡い白色と黄色

ふわりと拡がる白は春の雲かはたまた花霞か

そして春の花のもう一つの色の黄色

当に、春色のカップ

ぐい飲みは花の形に色を残したもので

色は夏空を思い起こさせる濃い青とくっきりとした白

そして夏の強い日差しを浴びるような緑

この濃い青が絶妙なのです

光が当たる方向によっては濃く深い真夏の空の青色に見えるのですが

別の方向から光が当たると、今度は葉陰の木の幹のような色に見える

あの夏の強烈な日差しの明るさと

その強烈な日差しの為に出来るくっきりとした陰

子供の頃に見ていたはずの、わくわくとした夏の光の景色


作品を頂く時、橋村さんが

今回ははっきりとした絵的な形のものは残さないようにされた、と

仰られていたのだが、その結果 より絵画的なものとなり

それ故に 穏かながらも深く、心を揺さぶられたのだと思う


サンドブラストで瞬間瞬間に決めながら色を出していかれる

それはある種即興的なことだと思う

また色を乗せていく絵画とは逆に色を削ることで色を乗せていく

だからこそ出せる ‘ 色 ’ なのではなかろうか

絵画と違いガラスの色は裏側からも見ることが出来る

それは絵画にはない。絵画の奥行きとしての空間とは別な空間が

橋村さんのガラス作品には広がっている

これは勿論、形を作っておられる旦那様の仕事のものでもあり

当に御夫婦で作られた作品です

橋村さんありがとうございました


会場を見て廻り、飯

SATISFACTION CURRY & CAFE さんの

アンドラプラディーシュのチキンカリーを頂く

おいしかったです


さて、腹ごなしに・・・手捻り    呵呵

出石町で体験も出来る はらぺこうつわという器のお店をされている

山本薫さんの、陶粘土で myうつわ、です

1000円で 粘土は 400g 作品は 2つまで OKです

作品を送って頂く方は + 送料

基本的に体験しているのんは、子供と親御さんが多いかな

オイラはぐい呑みを 2つ作ることに


楽しそうに一生懸命作る子供達と

いつの間にか子供よりも自分の方が必死になっていらっしゃる

お母様方が微笑ましい

それとは逆に、山本先生とボランティアでお手伝いをされている方々は

大忙しです

大忙しなのですが皆さんお優しい心配りと気遣いをなさっておられる

怪我なく楽しく作ってもらいたいとのお気持ちからでしょう

そんな中周りも気にせず、黙々と仕上げまでするオイラ

相変わらず空気を読んでませんね >> オイラ   苦笑

ちょっと長めに作っていたのでお邪魔やったかもで

申し訳ありませんでしたが

楽しかったです

山本さん、ボランティアの方々 ありがとうございました


会場を出て車に戻ると、既に11時半過ぎ

帰りにドリームさんに寄ってからあれこれ物色

手芸用のペンチやニッパーまで買ってしまう   笑

嵌り過ぎやで >> 俺    笑


帰宅後ネットで調べ物をして、夕方から 2時間程寝る

うーん、満足な一日でした


画像は橋村野美知さんのガラスの器