円空仏

hirunesai2013-03-10

6時半頃マンガ喫茶を出て上野へ

荷物をコインロッカーに押し込めて

御徒町駅まで徒にて向かう

朝飯に中華丼を食べてから

燕湯さんにて朝風呂でさっぱり

ここの銭湯は常連さん達のマナーが行き届いていて

大変気持ちがよかったです


さて、今日のお目当ては東京国立博物館で開催中の特別展

飛騨の円空 −千光寺とその周辺の足跡−

なんだけど、開館時間まではまだ少々時間がある

そこで時間が来るまで、上野恩賜公園を散策

のむびりと出来て好い所ですな

公園内にある不忍池にも行ってみる

なんかイメージと違う

と、いっても俺の中の不忍池のイメージは

ロビンマスク vs アトランティス不忍池なんだけど  笑


公園でのむびりし過ぎて、気が付けば10時半

ぼちぼちと国立博物館


圧倒

中に入って圧倒される

もちろん円空仏を拝見するのは今回が初めてではない

照明の当て方が実に素晴らしい


仏様というと何かお願い事を叶えて下さるとか

守って下さるというイメージだけど

円空さんの仏様はそういう仏様とは違うな

慈しみや優しさに触れさせて頂く

若しくはそういう気持ちを頂いているような気がする


気に入ったものだけですが

山中に忽然と現れた木の化身のような護法神立像 (千光寺 No11)

手の表情が豊かな千手観音菩薩立像 (清峰寺 No33)

導くような表情の龍頭観音菩薩立像 (清峰寺 No35)

慈しみに満ちた微笑を湛える十一面観音菩薩立像 (桂峯寺 No39)

やさしい横顔の薬師如来坐像と菩薩立像 (共に熊野神社 No43,44)

眼差しに女性らしい色香を湛える弁財天立像 (飛騨国分寺 No25)

木の仏性がそのまま現出したかのような

金剛力士 (仁王)立像 吽形 (千光寺 No2)

それから圧倒的、まるで自然のあらゆる表情

− 当然、良いものも悪いものも − を

彫りこみ出したかのような 両面宿儺坐像 (千光寺 No1)

美しいという言葉とは違うのだけれど

美しい


相変わらず展示室を数往復した後にミュージアムショップへ

円空仏の絵ハガキを購入


東京国立博物館を出てのむびりと上野駅

電車に乗り込む

途中、強風の為宇都宮線が運転見合わせとか・・・

ゆうき物産まつりは大丈夫なんやろか


浜松で途中下車

しさし振りに浜松で降りたけど

大分変わったな


23時50分京都着

急いで近鉄に乗り込む

んで、今宵もマンガ喫茶