日付けが変わる頃に苫小牧駅着
駅から歩30分程のネカフェに in
荷物の整頓、ネットで検索などをして
1時間程の仮眠を取る
6時20分頃出立。駅へ
7時1分の電車に乗り白老に向かう
白老駅で下車
駅舎がきれいになっている
駅前の木は健在だ
今日は休園日なのは分かっているが
ウポポイへと向かう
酷い変わり様だ
この場所がポロトコタンだった頃
二度、お邪魔したことがある
とっても素敵な所だったのだが
訪れた季節を差し引いても
やはり酷い
あの伸び伸びとして開放的な
時間の流れを忘れてしまう様な空間は
そこにはもう無い
チセは近代的な建築物の影の向こうに
押し込められ、おまけか何かの様に見えてしまう
建築は素人も素人なので
一個人の感想にすぎないのだが
ウポポイの建築物は確かに
建築物としては素晴らしいものなのだろう
だがこのチセに覆い被さるかの建築物は
この空間に相応しいものなのか ?
この場所に必要なものなのか ?
このチグハグな空間は
なにとなにの共生だと言いたいのだろうか
私には共生ではなく
強制にしか映らない
7年程前にポロトコタンを訪れたとき
アイヌの衣装を着せてもらい
アイヌの出で立ちのままカメラを片手に
コタン内を散策させてもらった
すると、小学校三、四年生くらいだろうか
お父さんお母さんと一緒に来ていた少年が
オイラのアイヌ姿を見て
驚きと興奮の声で
「 あぁっ ! カメラ持ってる ! ! ! 」 と
声を上げた
もちろん、ポロトコタン内では
アイヌの歴史的なことや
現在のことなどの説明を
― 17時を過ぎて、アイヌの衣装で
歩いているときは、残業だと
思って下さい ― されていたので
まだその説明を聞く前だったのだろう
少年らしいロマンにその目を輝かせた少年の
素直で素敵な素晴らしい思い違い
だが、このウポポイで同じことが起こるとは
到底思えない
あの素直な思い違いは
少年が、少年らしいロマンに
目を輝かせていたから、だけではあるまい
ポロトコタンという
素敵な空間であったからこそ、ではないのか
白老のポロトコタンが元は街中のコタンで
それを移設したもの
また当時既に、観光アイヌという批判の言葉が
あったことも聞いているが
それを知っていて猶、そう思う
何も態々コタンの傍にあんな建物を
建てる必要もあるまい
それこそポロトコタンと少しばかり離れた場所に
あの建築物や駐車場を造り
遊歩道で少しずつ
互いの雰囲気に馴染ませればよいではないか
その遊歩道に様々な店舗を設えればよいではないか
9時前、白老町の地域循環バス元気号に乗り
竹浦温泉で降りる
少し歩いてかに王さんへ
かに ! カニ ! 蟹 !
蟹を食べるのだぁぁああああっつ ! ! !
この時の為に今日は、朝飯抜き
缶のブラックコーヒー1本のみ
引き戸を開け店内へ
・・・( ^ω^)う ~ ~ ん
・・・何か雰囲気が思うちょったのと違う
そして驚愕愕な事実が・・・
かに王さん、本日は年末につき
蟹の販売のみで
食事類 ( 茹でた蟹 ) の提供は、無し ! ! !
( _・ヮ・)_ 無し ! ! !
( ;∀;) 無し ! ! !
(。゚つД`)゚。 無し ! ! !
ぁぅぁぅ
女性の店員さんが本当に申し訳なさそうに
その旨を告げられる
まーしゃんめぇ
またの機会、ということでかに王さんを辞し
別なお店に伺ってみる
こちらの別なお店は
10時からレストランを営業されておられ・・・
るはずなのだが、10時を過ぎても
開店する気配のけの字もない
レストラン内で一人あれこれ働かれてるので
休みではなさそ気なんやけども・・・
レストランの入り口には
本日は閉店致しました、との立て看板が
立てられたまま時は過ぎ行く
・・・暇なのでレストラン店内の様子を
伺っていると、何気に立て看板の裏側が目に入る
裏側には、本日貸し切りの為・・・うんたん
みたいなことが書かれてある・・・
ぅ゛ー゛ー゛む゛・・・
もすかすて、立て看板の向きを変えるのを
忘れているのか・・・ ?
結局10時になっても開店しない理由は
分からないままなのだが
開かないものは開かないので
諦めて、辞す
お店の方に開かない理由を聞く気すら
失せた
何の為の H.P. やねん
やれやれととぼとぼと歩く
湯元ほくようさん着
冷えた身体も心もあったかあったか・・・
ぉ゛・・本日露天風呂は清掃の為
6~12時は入浴できません・・・ぉ゛ ?
なんだかなー
何の為の H.P. やねん
まあ、取り敢えず入浴
う~~~ん、温まる~~~
お肌も直ぐにすべすべ
いいお湯です
露天風呂はなかったけど満足
満足して脱衣所に出たところで
俺驚愕
・・・12時20分・・・ぅぉっ、バス・・
バスの時間が迫っている
大慌てで服を着る
といっても、温泉効果でぽっかぽっかなので
タンクトップに長袖シャツのみ
髪は濡れたまんまやけどしゃーない
大急ぎでバス停へ
幸いにもバス停はほくようさんと道を挟んだ
・・・・場所・・・・
だぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛は゛は゛は゛
違う方のバス停ぃぃぃぃぃいいいいい
元気号のバス停だとばかり思っていたら
道南バスさんの路線バスの方のバス停 orz
ここで焦ったオイラは何を思ったのか
元の道を引き返せば元気号のバス停
竹浦温泉でバスに乗れるのに
ちょっと時間があるから大丈夫とか考えて
バスの進行方向に向かって歩き出す
次のバス停に到着・・・
道南バスさんやんか orz
再び進行方向へ・・・
冷たい風が吹き付けて来るが
オンセンパゥワー
気にならない
依然、タンクトップに長袖シャツなままのオイラ
やっとこ、次の次のバス停に到着・・・
ぅお゛っ・・こ、これも道南バスさんの方 orz
つ、次ぢゃあ゛~
そすてそすて、なんとかかとかで
次の次のその次のバス停で元気号にライドオン
ぶはぁああ、疲れた
ほんまにギリンギリンやった
親切な運転手さんありがとうございます
結局、バス移動の予定の半分程を
徒歩移動した 笑
虎杖浜駅で身支度を整える
冷えた髪を乾かし、アウターを着る 笑
13時過ぎの電車に乗る
因みに、朝ご飯はまだ 笑
ここで乗り換え時間が1時間程あるので
今度こそ朝飯をと思い
駅周辺のお店へ
ああ・・年末でどこもお休みだ orz
結句、本日の朝ご飯は16時過ぎに
7の肉まんとピザまんと相成る
ふえ~
16時過ぎの電車で函館に向かう
19時半前、無事函館着
まずはキラリス函館のファミマで
明日の市電の1日乗車券を購入
その後本日のホテルからほど近い
セコマで食料を調達し
今日明日とお世話になる
A-GATE HOTEL さんにチェックイン
はこだて自由市場も徒歩圏内で
市電の停留所、松風町も直ぐ近く
セイコーマートさんも近いという
完璧な立地条件で
4000円台の宿泊料から
完璧過ぐる
取り合えず何よりも、ご飯
セコマさんのホットシェフのお弁当と
おにぎりをば、いただきまんす~ ~
ご飯、美んんんん味ぇぇぇぇぇぇ~ ~ ~
北海道産のお米という話だけど
本当に、美んんんん味ぇぇぇぇぇぇ~ ~ ~
寒い中でのあったかうまうまご飯
美んんんんんん味えええええええ~ ~ ~
最近はコンビニをはじめ
スーパーの総菜コーナーのお弁当の
白飯の不味さに辟易としているので
この白飯の美味さだけでも
セコマの虜になってしまう~ ~ ~ ~ ~
美んんんんんん味えええええええ~ ~ ~
この一事をもってしても
道民がセコマを愛して止まないのも
当然ですな~ ~ と、思ってしまう
食後に少しゆっくりとした後
ホテルのコイラン ( 洗濯は無料 乾燥機は有料 )
で洗濯を済ませ、風呂に入り
寝落ちる
一段目、二段目の左から一枚目二枚目 ウポポイ
二段目の右から一枚目二枚目 虎杖浜
三段目は嘗てのポロトコタン ( 2015年8月 )
夏と冬の違いはあるので
単純な比較にはならないのですが